超能力捜査

さっき定食屋で晩飯を食いながらTV見てたら、どこぞの少女が2年前に家出だか失踪だかして、母親がTV局にSOSしてきたとの番組をやってました。


TV局も少しは役に立つな。視聴率が見込めることが前提だろうが世の中の為になることだし・・・等と思いながら飯をかっ込んでいたら、
アナウンサー「超能力捜査を始めます。先生どうぞ」(ケバ怪しいおばさん登場)
私「ぶほっ!!!」(飯を吹き出す音)


ちょうのうりょくそうさ?おいおいTV局がそりゃないだろ。やる気あるのか?母親てんぱってるんだぞ。空気読め。

TV局としては情報提供をよびかけても見込みが薄いので、キワモノを出して視聴率を稼ごうという意図でしょう。多分母親も丸め込まれている。藁にもすがりたい気持ちなのでしょうが。
百歩譲ってもまず非公開で超能力とやらで捜査して、明確な成果がでてから報道すべきです。そうでないと事件をもてあそび、世間にいらぬ混乱を与えることに成りかねません。


外国では貧乏人はTVぐらいしか娯楽がない為TVは貧者の娯楽というそうです。人並みの教養を持つ人間はニュースやスポーツぐらいしかTVを見ないとか。かつて日本ではTVの地位は高かったのですが、最近はそのようになってきていますね。


まったくマスコミなんてのは見下げ果てた職業ですね。最近のマスコミは取材能力がなく政府発表や警察発表をそのまま報道する傾向が高いそうです。そのくせ妙に左傾化しているし。民主主義社会におけるチェック機構をはたしていません。
もちろん立派なジャーナリストの方もおられるでしょう。卑しい職業があるのではなく、卑しい人間がいるだけだとも頭ではわかっているのですが、今回の番組にはあきれ果てました。


私はここ数年間、入院中も含めてほとんどTVを見ていません。ニュースも司会者が左向きの自己主張をしすぎて見るに堪えません。ネットとブログで十分です。最初から最後まで見た番組といえば動物ものかドキュメンタリーが年に数本あるかないかです。
いっそのことTVを捨ててしまおうか。ゲームもPC用モニターでD端子でつながるし、どうしても見たい番組があればUSB TVチューナーユニットでも買えば十分だし。なにより部屋も広々しますし。