日本のドラマは論外

「日本のドラマは論外」 希薄なテレビ業界の意識

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0703/16/news090.html

「日本のドラマは論外」なんてデーブ・スペクターに言われても、正直悔しい気もおきない。だってその通りだもん。
まあ、ドラマに限らず日本のTV自体が駄目なんだけどね。私自身ドラマを見た記憶なんて子供の頃の金八先生、西遊記、西武警察ぐらい。あ、でも時代劇だけは例外。水戸黄門、遠山の金さん、大岡越前、暴れん坊将軍、水戸黄門、よく見たものです。


その中でも別格なのが必殺仕事人。基本的にほのぼのストーリーの他の時代劇と違って必殺仕事人はもう手遅れというところからがクライマックス。破産して自殺したり、ヒロインが犯されて遊女に売られたり、子供時代の私には刺激的でした。終わっているところから仕事人の仕事が始まります。なんと言っても格好良いのが藤田まこと演ずる八丁堀こと中村主水。しょぼくれた中村主水のせこい殺しにしびれます。職場にも家庭にも居場所のない昼行灯で種なしカボチャの中村主水が正義感でなく金で悪人を始末するカタルシスはなんと表現したら良いのだろうか。チャララー♪、チャチャチャチャチャ、チャラチャー♪、今聞いても鳥肌が立つこのフレーズ。携帯を買った時初めて着メロに登録したのがこれでした。

あー、なんか話が斜め上に飛んでしまったけど、日本のTV業界は良い番組作ろうなんて分不相応なことを考えなくていいから、必殺仕事人シリーズの廉価DVD-BOXを出してください。