偽メール問題の決着

結局永田議員が辞職、民主党執行部が総退陣。問題発覚時に永田議員の首を切ればそこでけりがついたかもしれないのねえ。証人喚問直前に辞めるとは西澤氏にしゃべられたらまずい事でもあるのかな？

永田議員については、国会でスタンドプレイするのも問題だが、それで自爆するようでは能力的に議員の資格がない。釈明会見でも党の指示通り行動したとか行ってるけど、子供かおまえは。ボクだけが悪いんじゃないモンって顔に書いてある。人生経験が足らんというか、修羅場慣れしていないというか、ようするに子供なのかな。

前原代表については、潔く辞める事も、いなおってやり過ごす事もできなかった。永田議員を御すことも切る事もできなかった。経験豊富な長老議員のフォローもなかったようだし、結局経験不足の若手アマチュア議員がサークル活動気分で騒いでいただけなのかな。とにかく、あらゆる意味でリーダーに向いていない事がわかった。ちょびっとは期待していただけに残念。
まあ、舞台裏では民間人には伺いしれないいろいろな事情があり、前原代表にも党首として葛藤があったのだろうが、結果だけ見ると重要案件山積みの国会を空転させて、党の信用を失墜させたのだから、やはり向いていないとしか言いようがない。

次期代表も小沢氏か管氏かというところだし、民主党には人材がいない。そもそもこんな党に政権を渡して外交レベルでこんな失策されたらと思うと怖すぎる。そういう意味では勢いだけで民主党が政権をとって大失敗するのを未然に防げたという意味で、歴史的には永田議員の功績大と言うことになるのかな。