ロボットキット

ロボットいうと産業ロボット(というよりマニュピレーター)やショーの舞台で踊るアシモやソニーのロボットぐらいのイメージしかありませんでした。


が、最近はホビー向けのロボットキットが出ているようですね。値段も数万から十数万ぐらいのリーズナブルな範囲。モーションエディターで動作を編集したり、かなり完成度が高いです。

石井英男のロボットキットレビュー〜JR PROPO「RB1000」(第1回) ハードウェア組み立て(前編)
http://robot.watch.impress.co.jp/cda/column/2006/06/01/17.html


でもまあ、まだまだ骨組みにサーボを付けたようなもので配線も剥き出し、ガンダム世代の私からすると動力パイプ剥き出しのザク程度の認識でした。
ホビーとしても組み立ててちょっとモーション作るところまでは楽しめますが、その先がないのですぐに飽きてしまう気がします。マニアな人は同好の士同士でグループを作って改造したりコンテストに出したりして結構奥が深い世界のようですが。


ところが、近いうちに京商からロボットキットが発売されるそうです。

京商、二足歩行ロボットキット「MANOI」特設ページを公開 〜カラーリングコンテストも実施
http://robot.watch.impress.co.jp/cda/news/2006/06/02/21.html


京商というとラジコンメーカーとして有名で、子供の頃ラジコンカーにはまっていた私にとって京商のラジコンカーは垂涎のまとでした。
その京商が二足歩行ロボットキットを出すというのです。なんでも17軸のかなり本格的なもので、外装デザインも洗練されたものです。
性能だけなら他のロボットキットも負けていないのですが、大手メーカーの京商が売る以上、楽しみ方もいろいろ提案してきて、ロボットキットの敷居がより低くなることでしょう。
実際、カラーリングコンテストや様々な競技種目を企画しているそうです。


これは高尚な趣味です、男のロマンです。
まず経済力のある大人が飛びつくでしょうが、この内容で5万円をきるモデルが出れば子供にも広まり、一気にブレイクするでしょう。
かつてのラジコンカーがそうだったように、大手メーカーが一般向けのキットやパーツを発売して、黎明期にロボットを自作していたマニアな人が高性能なカスタムモデルを売り出す。新興メーカーも出てくるかもしれませんね。


7月ぐらいになんらかの発表がある可能性が高いとのこと。これからロボットキットは注目ですね。
10万以内なら買ってしまうかもしれません。ラジコンカーをやっていた頃のときめきが蘇ります。